履歴書、職務経歴書、家事経歴書、育児経歴書・・・ 

仕事をしている時には、履歴書と職務経歴書は必須。ハローワークのセミナーなどでも、今までの経歴を振り返り、強みを探すことを教わりました。

自分のことはわかりますが、家族の経歴、親の経歴をあまり知らなかったことに、気づかされた経験はありませんか?

母の遺品を整理していて、私が生まれる前は働いていたことを唐突に思い出しました。そして、たまたま、遥か昔に母が働いていた職場の近くに行く機会があり、聞いておけばよかったなと思ったりしました。母にとっては、あまり話したくないこともあるかもしれませんが、そんな会話をしてみたかったと思いました。

自分史というほどおおげさなものでなくても、生きてきた足跡を残すことを勧めています。ありのままに書く必要はありません。脚色も必要ありません。話せる範囲、聞いてもらってもいい範囲で、遺すことは、書く人にとっては、人生の棚卸しでもあり、読む人にとっては、身近な人の思いを受け取る機会にもなるでしょう。