エンディングノートを書いたものの・・・

「おひとりさま」という言葉が使われ始めた時には、どちらかと言えばマイナスのイメージを持っていたのですが、今では一つの形態として見られるようになってきました。

終活について、お話をしたり、聞いたりして思うことは、結婚して子供がいても、いずれ子供が独立し、配偶者が他界してしまえば、誰もが「おひとりさま」状態になるということです。

特に、独立した子供が遠く離れていると、体調不安など何かがあった時にすぐに来てもらうことは難しかったり、また、相続のことなどを話しておきたくても、ゆっくり時間が取れないということもあって、不安だという話も聞きます。

エンディングノートを書き、相続のこと、葬儀のこと、お墓のことなど書き綴っていても、誰にそれらを執行してもらうかを考えておかなければ、遺された家族で押し付け合いにならないとも限りません。

後のことは、遺族がなんとかしてくれるだろう、ではなく、家族の誰か、または司法書士や弁護士の先生、手続き全般を代行してくれる団体との契約など、自分の意志を遂行してくれる人を見つけておくことは、終活の大事なポイントだと思います。

エンディングノートの内容を執行してもらうのはこの人と決めていても、年々互いの事情が変わってくることもあります。契約していた団体の運営が厳しくなってくることもあり得ます。そのようなことが起きた時のために、「親戚づきあいは面倒」という言葉も聞きますが、せめて年賀状や年始メールなど、ほどよい距離を保ちながら、付き合いは続けておくほうがよいかもしれません。