写真の整理

写真の整理をしていて、いつ、どこでのことだったか考えることはありませんか?

デジタルで撮った写真には記録が残っていますが、フイルムカメラで撮った写真に敢えて日付を入れなかった期間があって、後になって見返すと、二年前だったか、三年前だったか。特徴的なものが写っていればいいのですが、桜の下の写真になると、3月だったか4月だったか、この時の桜は早かったか遅かったか、そのようなことを考えることがあります。

また、一緒に写っている親しい友人たちの名前はわかりますが、一時期、何かしらの講座やセミナーで一緒だった人は名前を忘れていることもあって、メモを残しておけばよかったと思います。

遺品となればなおさらです。親のアルバムを見ても、集合写真はしかたないとしても、ニ、三人で写っているのは比較的親しかった人なのでしょうが、どなただったのか、皆目わかりません。個人を特定することに問題が多い時代ですが、親しかった人の名前と写真はわかるようにしておくほうが、後々のためにもいいようです。

スマホやCDなどに残しているものも、必要に応じてプリントして、エンディングノートに挟んでおくなどしておけば、家族も人間関係を知ることができますし、自分がもし認知症になった時にも、思い出す手がかりになるのではないでしょうか。